Mark Minervini氏の成長株投資法③:ファンダメンタルズ

お金

今回はMark Minervini氏の成長株投資法シリーズの第3回目となります。

前回までの記事を見逃した方は是非下記のリンクからご一読ください。

Minervini氏の投資手法の詳細については是非実際に書籍を購入してしっかりと咀嚼していただければと思います。

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ファンダメンタルズ

前回の記事では、Minervini氏の成長株投資手法「SEPAトレード法」の5大要素のうち、トレンドについて紹介しました。

今回の記事では、SEPAトレード法におけるファンダメンタルズについて紹介します。

ファンダメンタルズと聞くと難しい専門用語や公式を覚える必要があって大変だと思われる方も多くいらっしゃるかと思いますが、SEPAトレード法におけるファンダメンタルズは至ってシンプルです。

ポイントをまとめると、トレンドがしっかりしていることを前提に、EPS、売上高の上昇率が高い銘柄を買うことがオススメ!

EPS

Minervini氏が最も重要視しているファンダメンタルズはEPSです。

EPSとはEarnings Per Shareと言って、「当期純利益÷発行済株式数」によって算出されますが、ほとんどの株式情報サイトではEPSとして既に計算済になっています。

このEPSに関して、買いの候補としては、直前の四半期だけでなく、過去2~3四半期のEPSもかなり伸びている会社に絞るべきだと述べています。

具体的には、過去2~3四半期のEPSの上昇率が40~100%以上の会社を見つけることを推奨し、EPSの上昇が続いている期間が長ければ長いほど、会社が順調だという保証になります。

逆にEPSの上昇率が落ちている銘柄については黄色信号が点灯していると考えたほうが良いでしょう。

売上高

Minervini氏が次に重要視しているファンダメンタルズは売上高です。

EPSと同様に売上高が急速に伸びている会社を見つけることが、成長株を見つける鍵となります。

予想とサプライズ

業績予想を上回る会社、特にEPSは予想以上に良いほど望ましいとMinervini氏は述べています。

また、四半期だけでなく、今会計年度に関して、アナリストの予想が上方修正されている会社の銘柄を購入することを勧めています。

営業利益率・純利益率

Minervini氏は、経営が順調な成長企業ならば、 営業利益率、純利益率も一貫して向上しているはずだと述べています。

PER

多くのアナリストはPERが高いと株が買われ過ぎだとみなしますが、 SEPAトレード法ではPERについては重要視しておらず、逆にPERが極端に低い会社の株については購入を控えるよう警告しています。

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