卵の殻の色の違い

ライフハック

スーパーで卵を購入する際に皆さんは色の違いについて気にされていますでしょうか?

私はこれまで何となく茶色の卵のほうが白い卵よりも栄養価が高そう、健康そうと根拠なく思い込んでいましたが実際のところどうなのか気になって調べてみました。

結論から申し上げると、茶色の卵は有機卵の可能性が高いそうですが、栄養素に関しては殻の色の違いだけでは両者ともに大きな相違はないみたいです。

そもそも卵の殻の色に違いが出る理由は、栄養ではなく、単純にその卵を産む鶏の品種に拠るそうです。

日本卵業協会によると、一般的には羽毛の色が褐色または黒っぽい色の鶏については茶色の卵を産み、羽毛の色が白い鶏は白玉を産むとのことです。

とはいっても、栄養価が高い卵を食べたいですよね!

殻の色の違いによる栄養素の違いは殆どないみたいですが、卵を産んだ鶏の健康状態やエサなどの育てる環境や卵の鮮度によって栄養価や味、その他の品質に違いが出るみたいです。

そんなことどうやって見分ければいいのかと思ってしまいますよね?

育てる環境については、最近はオーガニック表記や放し飼いしている旨の表記があるので見分けやすいですね。

エサについては、とうもろこしを食べている鶏の卵が一般的に美味とされており、また、栄養価の差異は殆どないといっても、茶色の卵を生む品種は体が大きい傾向にあり、体を維持するためにエサを多く摂取するようなので、人体に影響がない程度のごく多少の栄養価の違いはあるようです。

鮮度については、賞味期限を気にされて卵を選ぶかと思いますが、日本においては賞味期限とは卵をパック詰めした日から数えて14日先の日付を印字しているみたいです。

パック詰めをした日付は産卵日と異なっており、こちらのからくりを悪用していそうな業者もありそうですが、商品によっては産卵日が記載されている卵もあるので、産卵日の表記有無が一つの購入基準になるかもしれません。

なお、卵の中の気室の関係で、新鮮な卵は光に透かしてみた時に明るい部分が小さくなるようで、反対に鮮度が落ちている卵は明るい部分が大きくなっているようです。

また、ご自宅で鮮度チェックされる際は、こちらも気室の関係で、塩水につけて沈めば新鮮な証拠で、水面まで浮いてくるようであれば鮮度が落ちている可能性が高いそうですのでぜひお試しください。

あと卵の常温販売はサルモネラ菌の温床となるようなので、必ず冷蔵販売しているお店を選ぶようにしましょう。

ちなみにチリ原産のアローカナという鶏からは薄い水色の殻をした卵が産まれるようです。

今回、卵の殻の色の違いから飛躍して美味しい卵の選び方について紹介させていただきましたが如何だったでしょうか?

今回を機にぜひ美味しい卵を選んで食べてみてください!

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