当ページでは、マンハッタンの芸術マップを写真付きで紹介していきます。今後もどんどん訪れたことのあるアート作品をアップしていく予定ですのでお楽しみください!
Uptown
The Metropolitan Museum of Art
ニューヨークの美術館と言えばメトロポリタン美術館です。
ニューヨーク在住者の方はもちろん、旅行でニューヨークへ訪れる方は是非メトロポリタン美術館を訪れて様々なアートを直に楽しんでみてください!
写真はメトロポリタン美術館の屋上に設置されている、Alex Da Corteさんの作品「As Long As the Sun Lasts」です。
製作者:Various 場所:1000 Fifth Avenue, New York, NY 10028
Banksy “Hammer Boy” Mural
その匿名性と新しい発想で何かと話題になるBanksyですが、彼の作品の一つをUpper West Sideで楽しむことができます。
リアルとアートの融合を図っている彼の創造性にはアート心をくすぐられます。
製作者:Banksy 場所:233 W 79th St, New York, NY 10024
Reclining Liberty
Central Parkの北西にあるMorningside Park内では、リラックスして横たわっている自由の女神を観ることができます。
いつも立っている自由の女神もたまには休息が必要みたいです。
製作者:Zaq Landsberg 場所:100 Morningside Dr, New York, NY 10027
Midtown
Atlas
天空を支えるギリシャの神様「アトラス」の像です。
アトラスはあの悪名高いメデューサの目を見てしまい石化した後も天空を支え続けています。
写真はコロナ禍でマスクを付けたスペシャル使用のアトラスです!
製作者:Lee Lawrie 場所:1000 Fifth Avenue, New York, NY 10028
St. Patrick’s Cathedral
アトラスの前に居を構えるのがセントパトリック大聖堂です。
大都会の中にそびえ立つゴシック様式の建物は圧巻の一言です。
中にある装飾やアートも素晴らしいのでぜひ一度お立ち寄りください!
製作者:James Renwick Jr. 場所:5th Ave &, between 50th and 51st St, New York, NY 10022
The Isaiah Wall
国際連合近くの壁に聖書の一節「They shall beat their swords into plowshares, and their spears into pruning hooks; nation shall not lift up sword against nation, neither shall they learn war any more」と平和を謳った銘文が刻まれています。
世界では紛争が絶えないですが、こちらの一節のように各国家や団体が平和の重要性に気づき、お互いが手を取り合うような世の中になってほしいですね。
製作者:Andrews & Clark 場所:E. 43rd St. &, United Nations Plaza, New York, NY 10017
Great is Riding a Bike
相対性理論で有名な天才物理学者アルバート・アインシュタインが笑顔で自転車に乗っている姿が見事に描かれています。
アインシュタインは生前、以下のような箴言を残しています。
人生は自転車に似ている。バランスを保つには動き続けなければならない。
アルバート・アインシュタイン
天才と言われたアインシュタインも、人生において自転車のペダルを漕ぎ続けること、ゆっくりでも良いから止まらずに努力を続けることを大事としたのでしょう。
物理学だけでなく、人生にとって大切な言葉を残すとはまさに努力を兼ね備えた天才です。
製作者:Eduardo Kobra 場所:E 48th St &, 3rd Ave, New York, NY 10017
The Garment Worker
「Fashion Avenue」の別名を持つ7th Avenueにある衣服を縫っている男性の彫像です。
アメリカで奴隷制度が残っていた頃、ニューヨークは南部のプランテーションで働く奴隷のための衣服を生産することによって、アメリカの衣料産業の中心地としての役割を引き受けていたそうです。
今では、世界中からファッション・デザイナーが集まり、流行を作り出す最先端の通りでもあります。
製作者:Judith Weller 場所:555 7th Ave, New York, NY 10018
Grand Central Station
マンハッタンで最も美しい駅といえばグランドセントラル駅が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか?
高層ビルが立ち並ぶ中にある印象的な駅舎は待ち合わせ場所としても多く利用されています。
駅舎内の大広間の天井には美しい星空が描かれていますが、実は絵を書いた職人さんのうっかりでオリオン星座が左右逆に描かれています。
製作者:Warren and Wetmore 場所:89 E 42nd St, New York, NY 10017
Rockefeller Center
歴史に名を残す大富豪、John Davison Rockefellerによって建築されたロックフェラーセンター。
クリスマスの時期になると巨大なクリスマスツリーが飾られて、マンハッタンを彩ります。
ロックフェラー前のモニュメントは定期的に変更され、写真にあるのはドイツ人アーティスト、Anselm Kieferの作品「Uraeus」です。
Uraeusとは、古代エジプトの主権、王権、神性の象徴である、コブラが鎌首を持ち上げた様子を様式化したもので、作品では柱の上に巨大な開いた本から鷲の翼が広がり、柱にはコブラが巻き付いています。
製作者:Raymond Mathewson Hood 場所:45 Rockefeller Plaza, New York, NY 10111
Kneeling Fireman Statue
消防士の苦悩を表したこの彫像は、実はマンハッタンのミッドタウンとミズーリ州のKingdom Cityの2箇所にあります。
彫像はミズーリ州の消防士記念館が発注したもので、2001年8月に完成し、JFK空港からミズーリ州へ送られる予定でしたが、歴史的な大惨事であるアメリカ同時多発テロ事件がニューヨークで発生しました。
ミズーリ州の消防士記念館は、テロ事件で犠牲になった方々を顧みて、この彫像をそのままニューヨークへ寄贈することに決めました。
その後、ミズーリ州の消防士記念館は2代目の彫像を別途作成し、Kingdom Cityにて展示しています。
製作者:N/A 場所:6 E 43rd St, New York, NY 10017
Reflection
Westin Hotelの建物に大きく描かれた幼気な子供の瞳には悲しい現実が映っています。
瞳には子供の人身売買や児童労働が描かれており、作者のJorge Rodríguez-Geradaは、現在でも1億人以上いるとされる児童労働者と、過酷な労働下で毎年22,000人以上亡くなる児童の搾取へ反対する強いメッセージを込めています。
製作者:Jorge Rodríguez-Gerada 場所:212 E 42nd St, New York, NY 10017
Graybar Rats
ニューヨークでは地下鉄などでネズミをたまに見ることがありますが、一般的にネズミは世間から嫌われており、世知辛い生活を送っているのかもしれません。
20世紀前半、ニューヨークでは今よりもネズミがもっと横行していたようで、バッフルと呼ばれる円錐形の構造物でネズミが建物に入るのを防いでいたようです。
20世紀後半になると、実際のネズミの数は減少したようですが、建物の修復を行う際に当時を思い出す形で行方不明のネズミを付け加えました。
しかし、結局付け加えられたネズミもバッフルによって当時のネズミ達と同じ運命を辿るようです。
製作者:N/A 場所:420 Lexington Ave #2500, New York, NY 10170
Downtown
First Street Green Cultural Park
Lower East Sideエリアに位置するFirst Street Green Cultural Parkでは、多種多様なアート作品が閲覧可能です。
エリア一帯のあらゆる壁が様々なアーティストの大きなキャンバスになっているので、美術館とはまた違った雰囲気でアート作品を楽しみたい方は一度ならず何度も訪れても良いかもしれません!
製作者:Various 場所:33 E 1st St, New York, NY 10003
I Love NY Mural
駐車場に大きく描かれた、壁に「I Love NY」を書く作者を描いたメタアート。
製作者のNick Walerは、スタンリー・キューブリックの遺作となった映画作品「Eyes Wide Shut」の撮影のために、ニューヨークのグラフィティが描かれたストリートを再現したアーティストとしても知られています。
製作者:Nick Walker 場所:17th Street and 6th Ave, New York, NY 10011